こどもアトリエ

こどもアトリエでアルバイトをするようになって3年目になりました。そして、今年度から色々あって1人で教室をもつ機会を与えられました。上の先生が居ない事は不安ではあるけれど、すごく、わくわくしています。こどもはやっぱり天才。出てくるものに毎回嫉妬の連続です。

私自身ひとりっこで育ち、身近にこどもがいた環境で育ってきてはいないので、こどもとどう接すればいいのかわからず、始めたばかりの頃は引けていた部分もありました。でもその部分を壊してくれたのもやっぱりこども達。壁を作ることなく私の名前を呼んでくれたのがすごく嬉しかったのを今も強く覚えています。

春という季節は別れも多く、引っ越したり、それぞれの理由で何人かのこどもがアトリエを卒業していきます。きっと、この子達はすぐに大きくなっていってたくさんのものに出会って触れて私のことなんか忘れていってしまう、けれどそれでいい。淋しい気もするけれど私はちゃんと覚えているし、それだけでいいと思うのです。